2020年オフショア開発の動向

オフショア開発

2020年オフショア開発の動向

2020年オフショア開発の動向 1024 606 M&C ホールディングス株式会社

オフショア開発は昨今のIT人材の調達では欠かせません。
当社でもIT人材の確保にベトナム子会社を中心に積極的にプロジェクトに採用して活用しております。

オフショア開発とは、一昔前は単純にコストメリットだけを求めて海外(特にアジア圏)の法人に開発委託したり、一部のソフトウェア開発工程を委託して進める開発手法のことです。

2020年は、コロナウイルスCOVID-19の影響で全世界的に生産や価値創造ビジネスが減速していますが、多くのITベンダやユーザ企業ではコロナが落ち着いた後にはDX加速の為にIT人材の不足する傾向は変わらないと予測されています。

そういう状況においては、オフショア開発と言うのは選択肢の一つとして益々採用されていく傾向になるでしょう。また選択するオフショア先の選定も単なるコストからユーザ企業の課題を一緒に解決する、日本の企業と同じフットワークが重宝されていくと思われます。

オフショア開発とは

オフショア開発と開発とひとくくりにしても、色々なやり方やスキームがあります。

一般的には、ソフトウェア開発工程の一部、もしくは全てに対して外部に委託するものになります。

委託先は、海外子会社や支社へのオーダーであったり、自社からコネクションのある海外法人への直接発注を行い、ソフトウェア開発を委託することです。

ソフトウェアの業務委託としては、案件やプロジェクト毎にオーダーを行うケースと、ODC(Offshore Development Center)やCOE(Centre Of Excellence)と呼ばれるラボ契約で人材をある一定の単位で囲い込むのが一般的です。

オフショア開発の魅力

オフショア開発での魅力やポイントはいくつかあります。

IT人材・開発力不足へのシームレスな対応

日本ではIT人材の確保が年々厳しくなってきています。これは、経産省のIT人材データからもわかるように、団塊の世代がリタイヤした後、さらにDXの加速によりユーザ企業のビジネスを加速させるための先端IT技術力不足はこの後も継続して、人材の奪い合いの状況が続きます。

段階的ですが2030年までに45万人が不足すると言われています。

METI調査より https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

オフショア先の国でも同様のIT業界の傾向はありますが、日本や欧米からは依然としてIT地合いの関係から需給関係としてはオフショアからみると国外、日本などでの調達にまだ優位に働くことが多いようです

優良人材が豊富

ひとくくりに優良人材といっても幅が広いのですが、傾向としてはアジア圏でITを大学で学び、IT企業へ就職する学生たちは総じて優秀な人材が日本に比べて非常に多いです。

これは、まず大学へ通える環境にいる人材は優秀な教育を受けてきた可能性が非常に高く、母国語以外に英語などを取得してい可能性も非常に高く。IT系の技術調査や論文、プラットフォームや言語等も直接的に学んできている可能性が高いことに起因します。

また、ITの直感的な技術としては欧米の先端技術を先に学んで使いたがる傾向にありますので、日本よりは自己学習の土壌が良いことである事だと思われます

海外ビジネスの垣根が低くなった

2020年2月に世界的にコロナウイルスが蔓延していますが、それでも海外との取引は年々大きくなりオフショア開発においても例外ではありません。単純な旅客においても2023年には2019年相当に復活するとの見通しもありますから、少なくなることはないと思われます。

IPAの情報で2013年と少し古い情報になりますが、IT人材としてオフショア開発を利用する企業としては年々増加傾向にあり、発注金額ベースも増加傾向。2013年には31%の企業がオフショア活用の経験があると回答しています